熊本大学求職者等に対する
セクシュアル・ハラスメント防止基本方針

  1. 基本方針
     熊本大学は、求職者等の人格及び尊厳を尊重し、安心して求職活動等を行える環境の整備に努めます。
     本学は、セクシュアル・ハラスメントの防止に努め、誰もが尊重される環境づくりに取り組みます。
    【求職者等とは】
    □ 求職者(本学の求人に応募する者)
    □ 求職者以外の者のうち、以下に該当する者
    ・ 本学の採用に資する活動に参加する者(例:インターンシップ、採用説明会 等)
    ・ 教育実習、看護実習その他本学で実習を受ける者
    【求職活動等とは】
    求職者が行う求職活動や求職者に類する者が行う職業の選択に資する活動を指し、例えば以下のものが含まれます。なお、SNS等のオンラインを介したものやオンライン上で行われるものも含まれます。
    (例)採用面接への参加、就職説明会への参加、本学の雇用する労働者への訪問、インターンシップへの参加、教育実習、看護実習等の実習の受講
  2. 採用選考及び採用に資する活動における遵守事項
     本学の求職者等に関わるすべての役職員等は、求職者等に対し、相手方を不快にする性的な性質の言動を行ってはなりません。
    (例)
    • 職務権限を背景とした性的な要求、誘い、又は不必要な身体的接触
    • 採用合否、推薦、研究費、研究環境等を条件とした不適切な言動
    • 交際相手、性的指向等、選考に不要な事項に関する質問
    • 容姿、服装、身体的特徴等に関する性的なからかい、評価、言及
    • 面談や連絡において、相手に過度の不安又は不快感を与える言動
  3. 面談・連絡方法
     本学は、面談及び連絡に当たっては、求職者等の尊厳及びプライバシーに配慮して行います。
    • 面談は、原則として学内の会議室等、又は大学が指定するオンライン方法で実施します。
    • 面談は、特段の事情がある場合を除き、早朝・夜間には行いません。
    • 学外の飲食店、私的な場所、密室となる場所での2人きりの面談は行いません。
    • 採用に関する連絡は、大学の公式メールアドレス等の公的な連絡手段を用い、原則として、私的な連絡手段は使用しません。
    • 他に方法がない場合を除き、教職員個人のSNS、私用の電話番号等によるやり取りは行いません。
  4. 相談窓口
     本学への求職活動等において不適切な言動を受けた場合又は不安を感じた場合は、速やかに下記の窓口へご相談ください。相談内容の秘密は保護され、相談したことを理由に不利益な取扱いを受けることはありません。
    【相談窓口】
    国立大学法人熊本大学 ハラスメント相談員
    熊本大学ハラスメント相談HPに掲載中
  5. 違反者に対する措置
     本方針に反する行為が認められた場合は、関係規程に基づき厳正に対処します。また、必要に応じて採用選考への関与を停止し、又は採用選考に関与させません。

令和8年10月1日
国立大学法人熊本大学長 小川 久雄

熊本大学カスタマーハラスメントに対する基本方針

 熊本大学は、修学、就労、教育研究及び診療において、教職員が安心して職務に従事できる環境を確保することは重要な責務と捉えています。本学は、改正労働施策総合推進法に基づき、カスタマーハラスメントにより教職員の就業環境が害されないよう、雇用管理上必要な措置を講じます。この責務を果たすため、カスタマーハラスメントへの適切な対応を図る基本方針を定めます。

  1. カスタマーハラスメントの定義
     本学の修学、就労、教育研究及び診療に関わりを有する、利用者、取引関係者、潜在的な利用者を含む方々による、暴行、脅迫、威圧的な言動、不当な要求、SNS等での教職員のプライバシーに係る情報の不当な投稿、無断での撮影、土下座の強要、長時間の拘束など、社会通念上許容される範囲を超えた言動により、教職員の心身に負担を与え、修学、就労、教育研究及び診療に支障をきたす行為を指します。
  2. カスタマーハラスメントに該当する行為例
    • 暴行・暴言・威圧的な言動
    • 長時間にわたる執拗な要求やクレーム
    • 不合理な謝罪要求や金銭要求
    • 人格否定・侮辱・名誉毀損となる言動
    • 対応が著しく困難な又は対応が不可能な要求
    • その他、教職員の心身に負担を与え、修学、就労、教育研究及び診療に支障をきたす行為 等
  3. 本学の基本的な方針
     熊本大学は、適切なご意見・ご要望には誠意をもって対応いたします。一方で、要求内容又は手段・態様が社会通念上許容される範囲を超え、教職員の修学、就労、教育研究及び診療に支障を生じさせる場合には毅然とした態度で臨みます。
  4. カスタマーハラスメントへの対応方針
     本学においてカスタマーハラスメントに該当すると判断した場合には、以後の対応を中断もしくは終了とさせていただきます。また、悪質な場合には、警察・弁護士等と連携し、必要に応じて法的措置を検討します。併せて、学生・社会に対してよりよい教育研究を提供し、地域に貢献するとの本学の使命を果たしていくため、その前提・基盤となる教職員の心身の保護と修学、就労、教育研究及び診療を最優先に、大学として適切な対応を行います。

令和8年4月1日
国立大学法人熊本大学長 小川 久雄

熊本大学ハラスメント防止宣言

ハラスメントは、修学・就労・教育又は研究に関する権利利益を不当に侵害し、人としての尊厳を傷つけるものです。
熊本大学は、強い覚悟を持って、ハラスメントの防止と解決に取り組んでいくことをここに宣言します。

  1. 熊本大学は、ハラスメントを許さないという基本姿勢に立って、ハラスメントの防止とその意識の啓発に努め、ハラスメントのない良好な修学・就労・教育及び研究の環境を形成・維持することを目指します。
  2. 学長は、ハラスメントに関する啓発と防止に努め、必要な研修を行うなど、熊本大学をハラスメントのない環境にする責任を負うものとします。
    また、部局におけるハラスメントに関する啓発と防止の責任は、部局長等及び部局教授会等がこれを負うものとします。
  3. ハラスメント被害の申立てがあった場合、ハラスメントを受けた者を保護・救済します。
    また、同様の行為が繰り返されないように改善策を講じます。
  4. 学生に対して行われる教育・研究上の指導が、必要かつ適切な範囲を逸脱して行われ、学生へのハラスメント被害が懸念される場合は、当該学生の要望を踏まえ、指導教員等の変更や履修科目の代替などの措置をとり、修学環境の改善策を講じます。
    また、教職員への深刻なハラスメント被害が懸念される場合は、教育研究環境や就業環境の改善策を講じます。
  5. ハラスメントを行ったことが認定されたときは、その者に対して、自覚を促すとともに、熊本大学の規定に則り厳正に対処します。
    また、ハラスメントを行った者から、ハラスメントを受けた者への報復行為や、ハラスメント調査に協力した者への嫌がらせや脅迫行為が行われないよう適切な措置を講じます。

令和4年10月1日
国立大学法人熊本大学長 小川 久雄